インタビュー

【VOL.1】Sumappa!グループ日向副社長に聞いた!入店1ヶ月目で絶対にやるべき10のこと 

フットワークが軽く話しやすさMAXのSmappa!Groupの日向副社長。本誌とは長い付き合いで、これまでも幾度となく甘えてきました。そして今回も「入店1ヶ月目でやるべき10のこと」を考えてくださいとムチャブリオファーをして強引にやっていただきました(笑)。新人のうちにこれを心がまえとしておくもよし、売れっ子のあなたも初心に立ち返って参考にするもよし。見どころ盛りだくさんの十ヶ条です!

日向さん

Sumappa!グループ副社長・OPUST・CURE社長
説明不要のメガホストグループSmappa!Group の副社長にして、OPUST・CUREの社長を務めるすごい人。10代からこの業界に飛び込み、酸いも甘いも体験してきた猛者。時代の流れを読む力に優れているだけでなく、従業員たちからの信頼度の高さがエグいです。あと無類の猫好き

源氏名は身の丈にあったものを

源氏名は自身で決めるか、先輩ホストたちに決めてもらうケースが多いです。特に決まり等はなく、好きな有名人、マンガやアニメ、好きな漢字から決めるケースが多いです。ただし、最初はウケ狙いの奇抜すぎる名前や、難読すぎる漢字を使った名前は避けた方がいいでしょう。尖った名前だと初回でお客様から突っ込まれる確率が高い上に、返しが面白くなければ場が冷めてしまうだけです。よほど本人のキャラが立っていないと不利になってしまいます。最悪、後で名前を変更できますので。

 

自分が着たいだけのファッションゴリ押しはNG

ホストは自身のブランディングとお客様ファーストのバランスが難しい商売です。新人の頃は自分自身が着たい服を着るのではなく、女の子が一緒に街を歩いて恥ずかしくない服装かどうかを念頭に置いて服選びをするべきです。ほとんどの男の子は、既に自分のファッションが確立してしまっているので変えることには抵抗があると思いますが、まずは仕事であり商品であることを忘れてはいけません。

中身で判断してほしいと思うのは当然ですが、わずか数分しかない初回時間で全てをわかってもらうのは不可能で結局は外見が見られるのです。まずは万人受けするファッションにして、個性的なファッションをしたい場合はある程度売れてからにしましょう。

自分たちが扱っている商品・お店のシステムや料金形態の把握

ホストは自分自身が商品かつセールスマンのようなもの。その商品を取り扱っているお店のシステムや料金形態はもちろん、お酒の最低限の知識は身につけるべきです。例えば、お客様から酒についての質問がきたときに、すぐにスラスラと答えられる人と「ちょっと確認するね」と保留にされるのでは信頼度が違いますよね。

お店のシステムについても同じです。結構ないがしろにしがちですが、これらを知っているだけでお客様だけではなくお店からも信頼されるもの。売上が0の覚えない人とお店に必要なものを覚えている売上0の人では雲泥の差です。逆に3ヶ月以上もいてシステムも覚えられない人で売れた人は見たことないですね。

仲間(従業員)の人となりを把握する

忙しい営業中に先輩やスタッフに何かを丁寧に教えてもらうなんてことはなかなか出来ず、結局は営業前後に話を聞く機会が多いんです。普段からコミュニケーションをとれていれば、そういった機会は自ずと増えていきますよね。ホストは個人事業主みたいなものですが、1人で売上を上げるのは難しいです。一匹狼を気取ったとこで何も得はしません。お店に関わる人の顔と名前を早く知っておくだけでも、その後の動きやすさが違ってきますよ

ヘルプ力を鍛える

 

ヘルプはホストクラブにおいて重要な業務です。ヘルプが出来ない人は売れません。ヘルプは自分の売上に繋がらないのに、お酒も飲まなくてはいけないし、担当のお客様を飽きさせないように気を使わないといけないので、最初は結構しんどいです。ただ、このヘルプを全力で行うことで、お店や先輩達からの信頼度は格段に上がりますし、逆に自分の卓の時にお返しにと援護してもらえます。目先の売上ではなく、お金に換算できないメリットがヘルプにはあるんです。ヘルプをないがしろにすれば枝(お客様のお友達)がいる卓には呼ばれず、自分が指名を呼んだ時にも周りから頑張ってもらえません。ヘルプ力を頑張るホストは皆に愛されるので、公私共に先輩から面倒を見てもらえるシーンも自然と増え、良い結果が自分に返ってきます。

ショップデータ

店名CURE
TEL03-5155-2523
住所東京都新宿区歌舞伎町2-20-9 三経75ビル 7階B
ウェブサイトhttps://www.smappa.net/