最初は近寄りがたい雰囲気
踏み込むと気さくすぎるお兄ちゃん

TOP DANDY -1st-所属の森永ここあさん（以下：ここちゃん）。彼とはかれこれ6年以上の付き合いで、遡れば「.com」時代からで、正直、出会った当初は近寄りがたい感じでした。思えば当時はあまり深く話すことはなかったように思います。店名が「SHINY」に変わり、ここちゃんともう2人の実力者による三国志時代が訪れ、プレイヤーたちの内部分裂を面白おかしく記事にさせていた時期もありました。その時もここちゃんとは時間が合わず話をする機会がなく、なかなか性格もわからないままでした。

SHINYからALPHABETに変わり、同時にここちゃんが代表に昇格してから一気に距離が近くなります。新店紹介でここちゃんにインタビューをお願いし、ほぼ初めてゆっくりと話す機会が出来ました。そして話して5分も経たないうちにそれまでの“話しづらそうだな…“という印象が180度変わったのです。やはり売れっ子プレイヤーは話し方が上手く、要点をまとめるのが抜群。聞き上手でもあるから、こちらの聞きたいことも最後までしっかり聞いてくれる印象を受けました。そして何よりも、雑談ベースで話せる気軽さが良い！代表だからと堅苦しい感じもなく、気づけば何時間も喋ってしまうことに。

1発目の企画はALPHABET
困った時はALPHABET

何度か撮影を行っていくうちに気づいたことがあって、それは企画が【ほぼ100％NGなし】。これは我々みたいな取材をお願いする側としては大変助かる存在なんです。何か企画を行うときの1人目って結構重要で、実際に撮影を行ってみないとわからないことも多かったりするんです。それが初めての人の場合、色々と気を使うわけですよ。撮っていく途中で”あれっこの企画、思った以上に面白くならなさそう“みたいな。私も編集業が長いもんで、それがなんとなくわかるわけです。そんな時には現場で路線変更を行って、どうにかまとめるのですが、初めての人の場合はそれが難しい。お互いまだどういった人物かわからないし、関係性も築けてないから当然なんですが。そんな感じなので、初企画は気心の知れたここちゃんにお願いするケースが多くなってしまうわけです。

さらにここちゃんの人柄が伝染したALPHABETの面々は、全員が企画にウェルカムでとにかく撮影がやりやすい状態に。ALPHABETに限らず、上の人間の人柄が良いと、大抵そのお店のプレイヤーたちはみんなやりやすい印象。（NON調べ）。ちなみに当時、編集部には「困った時はALPHABET」というフレーズがあったぐらいなんです（笑）。

生粋のガンヲタであることが判明
威厳はあるけどイジられる代表

なにかとここちゃんを召喚する機会も増え、最終的には家まで押しかけて撮影を行うまでになり、グラビア撮影さえも自宅で行い、もはやMYHOSの第二スタジオと化して、事あるごとにお邪魔していました。ここちゃん宅で撮影を行う理由はもう1つあります。ここちゃんはホストの顔の他にもう1つ顔を持っていて、それはオタク気質であること。アニメの知識もさることながら、ガンプラに対する熱意が激ヤバ。手に入りにくいレアなガンプラが家中に並んでいる光景は、ガンヲタの私としても衝撃的で、しかも解説付きで色々と教えてくれるのはとてもありがたい。間違いなくどの玩具屋さんよりも品揃えが豊富だし、しかもほとんど開店前から並んで自分で購入してくるあたりが尊敬できます。クソ転売ヤーから買わないあたりにポリシーを感じずにはいられません。

現在、ここちゃんは原点に戻って「TOP DANDY -1st-」に在籍しています。代表職の重圧から解放された1プレイヤーといしての再出発で、再び花を咲かせようと毎日奮闘している模様。自分時間が増えてガンプラ制作も順調なようで、出来上がった作品の写真をたまに送ってくるところが可愛らしいです（笑）。ともあれ、大きな節目を迎え、これからどう飛躍していくのかが楽しみです。