いまオーパストで売上V記録を伸ばし続けているBaRoNプロデューサーって何者?きっとそう思っている人は私だけではないはず。それもそのはず、BaRoNさんはこれまでもずっとメディア露出を避けてきて、写真も年に1度撮るか撮らないレベルだとか。その辺も含めて、謎多きBaRoNプロデューサーを紐解いていきましょう。






BaRoN
- X:twitter.com/smappabaron
- Instagram:www.instagram.com/opustbaron/
11歳の時に親の再婚で日本へ
―今日はありがとうございます。やっと会えました(笑)。
BaRoN●そんな大袈裟な(笑)。よろしくお願いします。
―まず、お聞きしたかったのが、なぜメディアにあまり出ないんですか?嫌いとか?
BaRoN●嫌いとかではなく、僕なんかよりもっと若い人にどんどん出てほしいってだけです。
―そうだったんですね。勝手にメディア嫌いだと思って警戒してました(笑)。では、改めてBaRoNさんという人物を知っていきたいのですが、まず出身から聞いても良いですか?
BaRoN●僕はタイ出身で11歳の時に日本に来ました?
―えっタイ?ご両親もタイの方ですか?
BaRoN●そうです。母親の再婚相手が日本人で、それでこっちに来ました。それが11歳の時で6年生の2学期でしたね。
―すごく中途半端な時期(笑)。その時、日本語は?
BaRoN●全くわかりませんでした。母もファンキーな人で「明日から学校だから。アンタ外国人だからきっとイジメられると思うけど頑張って」と送り出されました。
―確かにファンキーですね。で、イジメって実際にあったのですか?
BaRoN●イジメだと認識してなかっただけかもしれませんが、なかったと思います。半年後には卒業して中学に行ったのですが、まだまだ日本語は上手くないので、なかなか馴染めず、授業も何を言っているのかわからないので、僕だけ違うことをやらされていました。あっという間に中学3年間が終わり、もう学校に行く気は全くなかったので卒業後は働こうとしていたのですが、なぜか母が日本語学校に行かせようとして。
―今さら?もう3年以上は経っていますよね?
BaRoN●そうなんですよ(笑)。もう日本語も喋れるし、行かせるなら日本に来てからすぐにしてほしかったです。
―間違いない(笑)。それで行ったのですか?
BaRoN●いやさすがに行く意味がないので、どうにか定時制に行くということで納得してもらいました。昼間はピザーラの宅配やガテン系の仕事をしつつ、夜は学校に行く生活が始まったんですけど、1番面白かったのが高層ビルの窓清掃でした。当時はどれだけ高い場所でも平気だったのですが、今になってなぜか高所恐怖症です(笑)。そんな生活が続き18歳の頃にホストの世界に足を踏み入れることになります
―早いですね!なんかきっかけがあったんですか?
BaRoN●たまたまテレビで水商売特集みたいなのをやっていて、なんとなく興味が湧いたのと、ちょうどもう日本に来て5〜6年は経っていたから、どこまで日本語が通じるのかも確かめたかったんですよね。それに、結構いろんな人と関われるから、経験値を積むのにも最適かなと考えました。とは言っても、いきなりプレーヤーをやるのには抵抗があったので、とりあえずキッチンやホールの裏方を募集を出しているところを探して、身分証も持たず「外人なんですけど大丈夫ですか?」と。
―ファンキーですね(笑)
BaRoN●何事も自分で経験して、失敗も成功も体験したい性格なんです。それで、いつから来られるか聞かれたので「明日から」と答えるとOKもらいました(笑)。店長も外国人だったから受かったのかもしれません。そこからホストの裏方として働き始めるのですが、そこが結構ミドル世代が中心のお店で、自分が1番下の年齢。だからか、みんな可愛がってくれて本当に楽しかったんですよ。それでそのうちに、席に座ってみないかと社長から言われ、突如ホストキャリアがスタートしました。
18歳でホストデビュー!小岩から歌舞伎へ
―定時制に通いながらのホストは大変だったんじゃないですか?
BaRoN●ホスト業が楽しくなってきてからが大変でした。
―というのは?
BaRoN●楽しすぎて、学校に行かないようになってしまったんですよ。さすがに学校の先生から「このままだと卒業できない」と言われてしまって。それで、1度ホストを辞めて、なんとか定時制を卒業することが出来たのですが、やはりもう1度ホストをやりたい気持ちがあったので、再びこの業界に戻ることを決めました。
―同じ店に戻ったのですか?
BaRoN●元のお店は、すごく良くしてもらって可愛がってもらったのですが、実は在籍中に歌舞伎のお店に体入に行ったことがあって、その時に同世代がいることと私服で営業できる環境がずっと羨ましく思っていたのもあり、思い切って歌舞伎に挑戦することにしました。当時、まだ1店舗しかなかったスマッパに入店し、そこで歌舞伎でのキャリアがスタートしたのですが、もう楽しさの次元が違いましたね。店で楽しいだけじゃなく、寮に帰っても同世代がいるもんだから楽しくて仕方ありませんでした。
―仕事は真面目にやれていたのですか?
BaRoN●いや全くです(笑)。めちゃくちゃサボっていたので、よく会長に怒られていましたよ。売上がなくてもヘルプで盛り上げれば許されるだろうって変なルールが自分の中にあったので、いくら怒られても楽しさ優先過ごし、気づけは7年が経っていました(笑)。
同期や後輩が出世していくなか7年間遊び続けたんです。
―7年?そんなに遊びまくっていたんですか?
BaRoN●引くぐらい長いですよね。あの時の僕は間違いなくホストではありませんでした(笑)。いまグループで設けられている様々なルールは、僕のせいで出来たようなものです。
―遊びまくっていた7年に終止符を打ったきっかけはなんだったんですか?
BaRoN●いくつかあって、まずOPUST(オーパスト)の立ち上げです。僕の後輩で宮本武蔵(現:MUSASHI General Manager)ってやつがいるのですが、ホストとしても人間的にもしっかりしていて、めちゃくちゃ厳しかったんです。そんな彼がオーパストを立ち上げるメンバーに抜擢されて。僕ももう27歳になっていたので、このままだとダメになると気づきました。それまでも散々いろんな人から言われてきたのですが「俺の人生は俺が決める」という謎のポリシーで聞く耳を持たなかったんです。売上もなければ借金まである奴がですよ(笑)。それと、よく一緒に遊ぶメンバーの僕以外がどんどん出世して、金のない僕に奢ってくれるんですが、それがふとした瞬間に虚しいというか情けないというか、対等に遊べていないことが無性に嫌になったんです。それでホストに向き合う決意をしました。
ターニングポイントとなったOPUSTのOPEN
BaRoN●もう自分を変えるなら、毎日怒られてでも改善していくしかないとわかっていたので、1番厳しいであろう武蔵のところでやろうと、オーパストがOPENして1ヶ月目ぐらいでそこに移籍しました。
―しっかりと向き合うこがは出来たのですか?
BaRoN●約1年かかりましたけどね(笑)。そこからは売上も大きく落とすことなく39歳になった今までやってきましたが、オーパストのOPENが間違いなく自分のターニングポイントになったと思います。
―今年で40歳を迎えるわけですが、年齢について思うことってありますか?
BaRoN●37歳の時だったかな。40歳になったらプレイヤーは上がろうかと思っていました。でも、こう月日が経っていくうちに、自分はどこまで出来るのだろうと思うようになって、いまは引退とかは全く考えていないです。とりあえず毎日を全力でやろうって決めています。
―何か特別なことをしているのですか?
BaRoN●特別なことは何一つしていないです。意識を変えてからずっとこのままなので、この素のBaRoNを楽しいと思ってくれる女の子がいたら嬉しいです。
―入ってくる若いプレーヤーとはどう接しているのですか?
BaRoN●若い子たちは情報量が豊富だから色々と教えてもらっています。一回り以上年齢が離れていても僕的には関係ありません。それに若い子たちと接することで、自分も気分的に若くいられるんですよね。もちろん、外見的な肌のケアなどはしていますが、内面の若さは、やはり環境が本当に大事だと思っています。
―それは本当にわかります!ちなみに若い世代に何を教えていますか?
BaRoN●僕が好き勝手やってきた7年間は楽しかったですが、ホストとしてはかなり無駄な時間でした。その7年間、周りの声に耳を貸さなかったこと、気づけば1200万の借金を背負ってしまったこと、自分を変えたいと思っているなら、自らが動かないと変わらないことなど、自分の体験を元に話しています。自分のように無駄にしてほしくないですし、若い頃からお金を持って遊んだほうが絶対楽しいとめっちゃ言ってますよ。
―体験談だけに説得力ありそうですね
BaRoN●あとは何か始めるのに遅いってことはなく諦めないでほしいとも言っています。やらないで諦めるよりも、まずは1回経験してから、判断してほしいです。何事も経験からです。
―ありがとうございます。最後に今後のプランみたいなものはあるんですか?
BaRoN●『生涯現役』を掲げています。やはり、いろんな人と接することで、自分の知らないことを知ることが出来るこの職業が好きなんですよね。常に自分を更新できるこの環境は最高です。あとは僕は間違いなく運営側には向いていないっていうのも理由ですかね(笑)
ショップデータ
店名 | OPUST |
TEL | 03-3205-3185 |
住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-21-2 ソフィア2ビルB1F |
ウェブサイト | https://www.smappa.net/ |