インタビュー

祝!北海道・札幌進出!瀬女 蘭社長×早乙女サランProducerによる「Mr.SAPPORO」が10月10日にOPEN

KG-PRODUCE地方展開・第2弾は札幌。今回はなんと瀬女 蘭社長×早乙女サランProducerの超大型コンビが北海道に上陸する。10月10日のOPEN日がもう目の前となって超多忙な中、サランさんに新店舗の取材をお願いしたいと打診したところ、快く引き受けてくれました!

歌舞伎町と札幌を行き来する日が続き、新店舗の準備に追われている真っ只中。実はサランさんとお会いするのは数年ぶりで、LINEを送ったのも当然ながら遠い昔。ダメ元で取材のオファーをしたところ、ものすごい早さかつ丁寧な文章でOKをいただいた。そして取材日当日、MIAMI STUDIOで待っていたところ、5分前にご本人が到着。

オープン2週間前で現在スタッフが6名

サラン●お久しぶりです。今回は呼んでいただきありがとうございます。こうして取材をしていただくのは本当にありがたいです。今日はよろしくお願いします。

●こちらこそよろしくお願いします!

以前と変わらない腰の低さだけど、明らかに以前に比べて笑顔が多くなっていることに少し驚いた。しばらく雑談をして温まったところで、本題である北海道進出の詳細を聞いてみた。

サラン●もう向こうで出来ることは全部終わっていて、8日にはこっちを発つ予定です。10月は歌舞伎と札幌を半々の割合でいることになると思います。その後は、どうなるかまだわかりませんが、2/3歌舞伎、1/3札幌ということになっていければなと考えています。ただ、カッコつけて嘘をつきたくないので言っちゃいますが、現時点(9月末)で、まだオープニングメンバーが僕も含めて6人だけしか集まっておらず、いつ落ち着くか不透明なんですよね。

●えっ!もうオープン日が間近なのに6人?

サラン●そうなんですよ(笑)。というのは、先週に面談会を行って結構な人数が応募してくれたので楽しみにしていたのですが、半分以上がドタキャンであったり、何かと理由をつけて来なかったりして、結局向こうでは1人しか採用していないんです。やはり店内がまだ完成していない、営業も出来ていないのも大きく影響しているのだと思います。もちろん、オープンまでには何名か増えていると思いますし、オープンしてからも面談はどんどんしていきます。

●結構、楽観的に見えますが、不安ではないんですか?

サラン●それが不思議と不安がないんですよ。昔からこういった状況であっても「なんとかなる」って思っちゃうんですよね(笑)。むしろ楽しみの方が勝ってますね。これがいけないところなんだよな…。

福岡でキャリアをスタートし、5年間の地方経験を経て歌舞伎町に主戦場を移したサランさん。両方の良し悪しを文字通り肌で感じた経験があるからこそ、どんな状況であっても楽しめるのではと思ってしまうらしい。さらに人が揃うまでは数年ぶりにサランさんも初回にも積極的に着くとのこと

歌舞伎と札幌に受け皿を用意することで生まれるメリット

サラン●最初はMr.からも何人か派遣して協力をしてもらう予定ですが、箱もMr.よりも大きいので全然人は足りないでしょうね。僕も初心に返って初回にどんどん着かせてもらいます。

●サランさんが着いてくれるんですね!かなりお得感がありますね。

サラン●お得なんですかね(笑)。気持ち的には新しい土地でイチからやらせてもらうつもりです。言ってももう僕も今年で34歳ですから(笑)。

●あれ、年齢は公表していましたっけ?

サラン●前は若く見られたい気持ちがあって、スゴい濁していましたけどね。いまはもう言ってしまっていますね。

●なんか一気にサランさんが近くなった気がします(笑)。ところで「Mr.SAPPORO」は、歌舞伎の「Mr.」とコンセプトなどは異なるんですか?

サラン●もちろん土地柄の特色は出てくるとは思いますが、基本的な軸は札幌でも変わりません。歌舞伎で提供しているサービスを札幌でも提供していきます。わざわざ歌舞伎に行かなくても、歌舞伎の店が地元で楽しめるという感覚でしょうか。

札幌にいながらして歌舞伎と同等のサービスを受けられるのがMr.SAPPOROの最大のメリット。また、札幌と歌舞伎の2つで展開することはお客さんだけでなくプレイヤーにも大きなメリットがあるという。

サラン●結局、命をかけては言い過ぎですけど、本気でホストをやりたい人は歌舞伎町を最初から選んでいます。それは昔も今も変わらないんじゃないですかね。一方で、地方でやる理由は、歌舞伎ではちょっと勇気が出ないとか、とりあえずやってみようから始まるケースが多いんですよね。現に僕も“なんとなく”で始めた口で、福岡で5年経験していく中で、本場の歌舞伎で挑戦したいという気持ちになりました。だからこそ、札幌でなんとなくで始めて、本場でもやってみたいと思ったら、歌舞伎町のMr.に受け皿があるので、そちらにスムーズに移籍できるというメリットがあります。逆もありで、歌舞伎でなかなか芽が出ないのであれば環境をMr.SAPPOROに変えることも可能なんです。ホストあるあるになってしまうのですが、それまでパッとしなかったホストが環境を変えただけで一気に売れっ子になるケースも少なくはないですからね。

●なるほど!両方に受け皿を作っておけば、こういった移籍が可能なんですね。

サラン●スタッフが今よりも安心できる環境を選べるようにしたいですね。正直、Mr.にも何人かSAPPOROに行きたいという声が上がっているんですけど、その子たちはまだまだ歌舞伎町でも芽が出る可能性があるので止めている感じです。ただ、向こうの空気も吸わせてあげたいので、手伝いとして何回か行ってもらうことにはなると思います。

●ちなみにどんな人材が欲しいというのはありますか?

サラン●いずれ歌舞伎町で成功したい!みたいな目標を持っている子がいいですね。やはりなんだかんだ歌舞伎町に憧れはあるものなんですよ。そのための修行の場として考えてくれても全然構いません。歌舞伎でも通用するスキルもどんどん教えていくつもりです。もちろん、最初の動機は僕のように“なんとなく”でも良いんです。実際に働いてみてから夢を持ってくれたら嬉しいですね。

●札幌でも十分に伸びる可能性はあると?

サラン●他店さんで色々と聞きましたが、歌舞伎と同等の売上を出しているお店が何店舗かあるようですし、やはり歌舞伎と比べてもライバル店が少ないので十分に可能性はあると思います。僕も札幌で働くのは初めてなので蓋を開けてみないとなんとも言えない部分はありますけど、この土地の時間がゆっくり流れるような環境は、気持ち的に余裕を持って出来るんじゃないですかね。それにこっちとは物価が違うので、私生活の面でも余裕が生まれると思います。こっちで15万ぐらいする部屋も向こうでは5万円程度で住めますし、ご飯だって本当に美味しいですからね。

サランさんの個人的な目標として、札幌の次は福岡にもMr.をOPENさせたいという目標が芽生えたとか。

サラン●元々、そんなに店舗を持ちたいとは思っていませんでしたが、こうして札幌に別の受け皿を作ることが出来て様々な展開を考えられるようになりました。Mr.のみならず、歌舞伎には結構な数の九州出身者がいるのもあって、南にも受け皿を作れればな…と密かに思っています。行く行くはさらに主要都市にMr.◯◯が出来ることが理想です。ホストをやりたいなと思ったら、各地方に兄弟店のあるMr.であれば選択肢も広がるかなと。まぁ全然先の話で、まずは札幌で成功をしなくては元も子もないんですけどね(笑)。

●今回の札幌進出は結構壮大な計画の大事なスタートということがわかりました。では最後に1つ。貯金は?

サラン●数年前も聞かれた気がします。順調ですが以前よりかはケチではなくなりましたよ(笑)。

ショップデータ

店名Mr.sapporo
TEL011-532-5251
住所北海道札幌市中央区南6条西6丁目7番地2 ライオンビル太陽館 2F
ウェブサイトhttps://kg-produce.info/recruit/mr-sapporo/