インタビュー

【越前リョーマ】ホストの神降臨!ギャル男からカリスマホストになるまで

あの有名な“ホストの神”ことDプレの越前リョーマさんにダメ元で取材のオファーをしたところ、なんとOKをくださいました。まだまだ知名度の低い当サイトに快くOKしてくれるなんて、神の懐の深さには恐れ入ります…!

モデル●越前リョーマ

縦横無尽に走り回るMF
サッカーでもクラスでも和の中心

小さい頃から無限の体力とリーダーシップに優れていたように思います。足も速いし、マラソン大会ではだいたい1位になっていましたね。自分で言うのもなんですが、体力はあるわ、性格も明るいわでいつもクラスの中心でした。

そんな感じで明るく健康的な学生時代を過ごしつつ、小2からはずっとサッカーに明け暮れていました。ポジションはMFで、常に周りの状況を見て気を配るような部分はここの経験が活かされているのかもしれません。サッカー部ではキャプテンを務めていましたし、学級委員長にもなりました。ほんとに昔から人前に出ることが好きでしたね(笑)。

イベサーでの集客No.1
練った戦略が的中

高校もサッカー推薦で入学し、その後の大学に入っても20歳くらいまではずっと社会人サッカーに参加していました。大学に通いつつ、居酒屋やピザのデリバリーなどのアルバイトも経験。当時はイベサー(イベントサークル)というのがあって、クラブを貸し切ってパーティーみたいなことをしてみんなで飲んで騒いで、毎晩のように盛り上がっていましたね。ゴリゴリではないですが、肌を少し焼いたり、M字バングをして典型的なギャル男をやってました(笑)。

当時mixiとか前略プロフィールというブログが流行っていて、そこからイベントに来てくれる人を探すんです。僕の場合は顔がイケメンっていう強みだけではなく(笑)、どうしたらお客さんに来てもらえるかをしっかり戦略を練って行っていたので、当時100人以上いるスタッフの中で集客No. 1でしたね。集客にはコツがあって、普通イベントのチケットは2000円なんですが、ぶっちゃけ人を集めるためだけなのでタダであげていいんですよ。なのでみんなタダであげまくっていたんですが、僕だけ逆に500円で売ってました。なぜかというと、無料でもらったチケットには価値を感じてもらえず、思った以上にみんな参加しないんですよ。でも、自腹を切っているチケットだと、せっかくだしなって気持ちが働いてみんな来てくれるんです。

あとは連絡の送り方とかも大事で、定型文を一斉送信しちゃえばラクなんですけど、そこをあえて1人1人に向けて丁寧に文章作って送っていました。そうすれば周りと差がつくじゃないですか。一見遠回りだったり、面倒そうに見えて、実はそういう一手間が一番効果的だったりするんです。

そんな中、大学の友達にホストやってみたら?と誘われて、埼玉の大宮でホストデビューを果たしました。

ギャル男からホストに転身
大学とホストの両立

最初はバイトでしたが、実際ホストとして働いてみると“意外にいけるな”という印象でした。指名を掴むのも早かったですね。元々イベサーで飲みの場は慣れていましたし、朝まで飲んだ次の日にそのまま大学の授業受けたりとかが結構あったんです。それに比べると夜の1時で終わるホストの方が次の日へのダメージは少ないので…。それに小さい頃からサッカーで鍛えた体力がここで活きました(笑)。とはいえ、僕が働いていたお店はMAX時給が2500円だったんです。100万売ってもバックが20万だったので、割に合わないなと思って店を辞めて、歌舞伎町へと拠点を移しました。

極貧の下積み時代
差がつくのが嫌でバイトからレギュラーに

21歳の時に歌舞伎町に来て、掃除も最初の2ヶ月くらいはしていましたね。最初はバイトだったんですけど、どうしても出勤数が少ないと同期と差がついちゃうんですよ。なので途中からレギュラーに変えました。歌舞伎町に来た当初は内勤さんの家に居候させてもらっていましたが、さすがにずっといるわけにもいきません。でも寮に住むのがイヤで…集団生活とかちょっと苦手なんですよ(笑)。なので知り合いの家を転々としていました。当時はお金がなくて、スーツも買えないくらいの極貧っぷりでしたね(笑)。

リョーマから越前リョーマに
実はテニス経験は全くなし

最初はリョーマだけだったんですが、当時のプロデューサーが坂本龍馬になぞらえて僕のことを“坂本くん”って呼ぶようになったんです。それがちょっとなんかダサくて嫌だったんですね。その時ちょうど僕の友達がギャンブラーで、暇だったのでパチンコ屋によくついて行っていたんですが、自分はパチンコを打たないので漫画コーナーでずっとテニスの王子様を読んでいたんです。それでふと「あ、これいいじゃん」と思って(笑)。そこからずっと越前リョーマでやっています。別に漫画の越前リョーマのキャラがめちゃくちゃ好きってわけでもないですし、なんならテニス経験もないです(笑)。

そしてホストの神へ
最初は抵抗があったけど…

“ホストの神”ってあだ名が最初につけられたのは、一本の動画がきっかけでした。2016年に、ホストの神7(セブン)っていう動画がバズったんです。越前リョーマ、ROLANDさん、渋谷奈槻さん、渚光さん、蓮士さん、櫻遊志さん、縁賀希蓮さんらが神7として選ばれて、動画撮影とか雑誌の撮影などもやらせてもらっていて、そこからホストの神ってお店が僕のことを推すようになりました。実際はちょっと恥ずかしくてイヤでしたよ(笑)。看板とか全部『ホストの神』と書かれているので、看板の前を通るとキャッチの人とかが「ホストの神だw」とか言ったりして…当時は「本当やめてくれ(泣)」って思っていましたね。ただ、このキャッチフレーズで僕のことを覚えてくれるケースも多かったので…。名前を覚えてもらえるようになってからは、盗撮もされますし気軽にコンビニとかドンキとか行きづらくなりました(笑)。

Dewl、Decent、Derayの3店舗でDプレのオーナーという今の地位を任せてもらえるようになって、責任も決断力もより求められるようになりましたし、いろいろ大変な中で僕を選んでついてきてくれる従業員の子達は宝物だと思っています。今ある現状が当たり前にあると慢心せず、あらためて感謝して、大事にしていかなきゃいけないですね。

HISTORY

  • 小学生

    サッカー少年。マラソン大会で1位に

  • 中学生

    サッカー部のキャプテンを務める

  • 高校生

    サッカー推薦で入学

  • 大学生

    経営学部に入学。イベントサークルで集客成績がNo. 1になる

  • 20歳

    埼玉・大宮でホストデビュー

  • 21歳

    歌舞伎町のホストクラブへ

ショップデータ

店名Dewl
TEL03-6205-6444
住所東京都新宿区歌舞伎町2丁目39-3 KMS会館 B1F
ウェブサイトhttps://d-dewl.com/