【桜木大夢】アンチは糧になる。全てはあの人を超えるために／Blue Rose

―見事、BLUE ROSEの2025年度1発目に王者に輝いた桜木大夢さんにお越しいただきました。って、こんなかしこまって話さなくていいでしょ？（笑）

大夢●もちろんです（笑）。

―では、早速だけど、やはり天使ニア代表取締役がNo.から外れた初めての月のBLUE ROSEはいつもとは雰囲気は違ったの？

大夢●やっぱりみんなが1位を狙っていましたし、終盤の方は僕と椿のどちらかに絞られていて、良い感じのピリつきがあって楽しかったですね。

―大夢くんはニアさんとも付き合いが長いし、BLUE ROSEがOPEN以降もずっと上位をキープし続けていたから、1位を獲らないといけないプレッシャーがあったんじゃない？

大夢●もちろん自分が獲らないと！という思いは強かったですし、ここまで押してもらって獲らないとヤバいとは思っていました（笑）。ニアさんがNo.から外れるという噂を聞いてからは、さらにニアさんがいるうちに勝たないといけないプレッシャーもありましたね。「勝ち逃げは絶対させない！」と強く思っていたのですが、なんなんですかね…強すぎですよ。

―ニアさんの強さってなんなんだろう？

大夢●月並で申し訳ないんですけど、圧倒的なカリスマ性だと思います。この人を応援したい！この人に使わなくちゃ！って思わせるんですよ。しかも嫌らしさを全く感じさせずにナチュラルに。あれって天性のものなんでしょうね。真似をしたくても出来ない。

―やっぱり違うものなんだね。

大夢●1月は終盤まで椿とバチバチな感じでしたよ。「毎日毎日どうすんの？」と気になっていました。椿は割と惑わしてくるタイプだから「今日は何もない」と言っていても、サラッとデカいことをやってくるから、本当に油断が出来ませんでした。椿はどちらかと言えば、ニアさんのような天才肌なんで。

―そのバチバチした雰囲気が良かったの？

大夢●ニアさんとは出来なかったことなので、本当に楽しかったし新鮮でしたね。売上の成績は毎日お店に貼られているのですが、締め日だけ差額がわからないように見えなくなっているんですね。だから、他プレイヤーのあの子（お客様）が昨日までこれぐらい上げたからこうしくるかな？とか予想したり。

―えっ自分担当じゃないお客さんのことも把握しているの？

大夢●当たり前じゃないですか！売れている人は全員そうしているはずですよ！

―で、そういった駆け引きをニアさんとは出来なかったってこと？

大夢●ニアさん自身も予想していないどデカいのが急にドーンと度々来るんで駆け引きも何もないんです（笑）。だから、どーすんの？何すんの？って聞いても、正直意味がない。ただ僕が2100万出した時は、初めてニアさんを出し抜ける可能性があったので、どれぐらい上げるのか？はしつこく聞いてましたね。でも、結果2400万出されて負けてしまって…。

―普通、2100万出したら1位だよね？

大夢●ですよね！あの時は少しニアさんのことを嫌いになりました（笑）。ただ、そこで火がついたのは間違いないです。ここまでやっても足りないんだったら、もっと努力しないと！と思いました。

―椿くんも以前、初めて1300万に到達した時に、ニアさんに1億出されて誰の記憶にも残らなかった…と嘆いていたな。つーか、全てニアさんの作戦？

大夢●それはないですね。ナチュラルにやっているだけなんですよ。そもそも、その1億を出したのがニアさんのバースデー月である7月だったんですね。2100万を出したのは8月で、ニアさんが1億を出した翌月でしたし、「いける！」って思っていたんですけど、やはり甘くはなかったですね。1億を出した翌月に2400万って…。

―やっぱりニアさんは普通じゃないね（笑）。

大夢●普通じゃないですよ！！でも本当にニアさんがNo.にいるうちに勝ちたかったですね。ニアさんが抜けて1位を獲れても「順当な1位でしょ」と言われるとわかっていたので余計です。1回でも勝てれば周りに「実力がある」と認めてもらえる気がしたんです。だから売上額よりもニアさんに勝った！という称号の方が欲しかったです。昨年のBLUE ROSEのYouTubeでは僕は大体悔しい顔をしていますよ（笑）。

ーそもそもなんだけど、大夢くんは最初から売れていた？

大夢●いやいやそんなわけないじゃないですか！8ヶ月間はずっと掃除組にいましたよ。100〜200万いくぐらいになってきて、その時にBLUE ROSEがOPENになりました。最初はアンチコメントが本当に多くて「ニアさんの横にいるブスはなに？」「ニアさんの恩恵をもらって調子に乗るな！」なんて散々言われていました。まぁ、今も言われるんですけどね（笑）。

―落ち込んだりはしなかった？

大夢●嫌だなとは思いますけど、売上を上げられない自分が悪いんだし、返す言葉がなかったんで頑張るしかないと。どちらかと言えば、アンチコメントは逆に奮い立たせられるタイプなので病むことはないですね。

―頑張るとは言っても、具体的になにをしたの？

大夢●急にカッコよくなるのはまず不可能なので、出来ることから始めました。それは「寝ないこと」。まず睡眠時間を削ってライブ配信をやり続けました。どの時間帯でもあなた絶対にいるよね？と言われるまで続け、そのうち初回でも「見たことある〜！」なんて言われることが多くなっていきました。だんだんと“いつもニアさんの横にいる人”から“大夢”と名前で言われるようになってきたんです。その頃にはアンチもだいぶ減りました。

―アンチを自分の糧に変えるってなかなか出来ないよ。

大夢●そうですか？まぁ、僕は昔からそういったのに慣れていますからね（笑）。

―強すぎだろ

―実際にNo.からニアさんが抜けてしまった以上、抜くことはできないわけだけど、次の目標はどう考えているの？

大夢●ニアさんが持っている記録を抜くことです。昨年ニアさんは月のアベレージ1300万を切らないように動いていました。僕が現時点でそこにいけていないので、ただ追いかけるのみ。ニアさんが高い目標を置いていってくれたおかげで、僕は走り続けられるんです。まぁその目標が高すぎるわけですけど、当面はアベレージ1300万とV10以上を狙っています。1億を突破できれば、ニアさんがずっと言ってくれている「大夢を表彰会の壇上に上げるのが目標」に到達できるかもなので。

―そんな事言われているんだね。恵まれてるな〜。

大夢●本当にそう思います。ニアさんという最高の見本が身近にいることで僕は大きく成長できましたから。やはりこれだけ気にかけてくれているので、その期待を裏切るわけにはいかないんです。だからこそ、これからニアさん以外に負けてはダメなんです。

―ちなみにこのインタビューの何日前に、ニアさんに大夢くんが１位になったことについて聞いてみたら「大夢が獲ると思ってました」と言っていたよ。

大夢●あとで抱きしめよ。大好き